世界の建築を巡る! 〜人類は何を造ってきたのか〜

2010年12月30日(木)スタート 毎週木曜 昼12時59分

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第三集 夢の城の建築

【ドイツ】

《シュバンガウ/ノイシュバンシュタイン城》 《シュバンガウ/ノイシュバンシュタイン城》
ドイツのロマンチック街道を走り抜けた終着点の街に“白鳥の城”ともたたえられる「ノイシュバンシュタイン城」があります。
完成したのは1880年代。
最も高い主塔は80mという大きな城。
当時のハイテクの全てを駆使して作られたこの城は、外観、内装、壁画や調度品に至るまで、すべてルートヴィヒU世の厳格な指示によって作られ、王の美意識と願望を形にしたものでした。
しかしながら、その玉座に彼は座ることができないまま、生涯を終えました。見る角度によって全くちがった印象をもつ城はまるで主そのもののようです。

【フランス】

《ロワール渓谷/シャンポール城》 《ロワール渓谷/シャンポール城》
「フランスの庭」ともいわれるロワール渓谷には中世から多くの城が築かれてきました。
その中でもシャンボール城はひときわ大きく、16世紀にフランス国王フランソワ1世の狩猟用の離宮として建てられました。
その大きさだけでなく、その螺旋階段でも有名です。
あのレオナルド・ダ・ビンチが関わった螺旋階段・・・・
レオナルドは螺旋階段の研究にも力を注いでいたそうです。


【スペイン】

《アンダルシア/アルハンブラ宮殿》 《アンダルシア/アルハンブラ宮殿》
グラナダ王国、ナスル朝の初代王、アル・アファールによって築城された、イスラム建築芸術の最高傑作。
アンダルシアの夕焼けの中に浮かぶアルハンブラ宮殿の美しさは、まさに絶景であり、「赤い宮殿」とも呼ばれます。
外観だけでなく、その内部の紋様の「アラベスク」も時がたつのを忘れる美しさ。アラブの王は絨毯に座るため、下から見た時に眼が行く、天井や壁に趣向をこらしたのだそうです。

【モロッコ】

《アンダルシア/アルハンブラ宮殿》《ワルザザード/アイト・ベン・ハッドゥ》
サハラ街道の要衝、マラケシュの喧騒をぬけた後、現れる世界遺産「クサル」。
500年ほど前に異民族との戦乱の中で、要塞と化した村であるクサルにあるカスバ(邸宅)の集落が『アイト・ベン・ハッドゥ』。500年前に作られたこの村は、今は映画のロケ地としても有名ですが、風化のため崩れやすくなっており、まさに夢の名残りの風景ともいえます。