2015年9月6日(前編)、9月13日(後編)

ゲスト 井沢元彦、安蘭けい
作家・井沢元彦さんと女優・安蘭けいさんのお二人をゲストに迎えてのトーク。「逆説の日本史」作者の井沢さんが語る歴史の新解釈とは!?福島県から届いた鶏肉を使ったお料理とワインのマリアージュも!今回は辰巳さんが副会長を務める「日本ワインを愛する会」が都内で行ったイベントの様子をご紹介!全国のワイナリーから集められたワインを飲みまくり!日本ワインの今後についてのお話も!!
テーブルコーディネート
辰巳真由美
CLUB B.C.Rプロフィール
毎回、ゲストを思い描きながら空間やお花のデザインを考えています。空間やテーブルのコーディネートはワインを楽しむための大きな要素のひとつです。
皆様も、毎回変わるコーディネートをどうぞお楽しみ下さい。
「日本ワインを愛する会」イベント |
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ワイン名・生産者 | 国・地域 | 色 | 品種 | 価格 | 輸入元 |
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マルテーゼ グレカニコ 2014 | イタリア マルサラ |
白 | グレカニコ | \3,024 | クオーレ・クール |
モーゼルランド セント・ミハエル リースリング 2012 | ドイツ ナーエ |
白 | リースリング | \1,252 | 三国ワイン |
パパンドス・ワイナリー メトロン・アリストン 2013 | ギリシャ ペロポソネス |
白 | ロディティス65、シャルドネ35 | \2,894 | ヨルゴス |
カレラ セントラル・コースト ヴィオニエ 2012 | アメリカ セントラル・コースト |
白 | ヴィオニエ | \3,888 | JALUX |
タカマ エスプモーソ ロサ・サルバヘ | ペルー イカ |
ロゼ泡 | ユニブラン、シュナン・ブラン カベルネ・ソーヴィニヨン |
\1,836 | キョウダイジャパン |
ジョゼ・マリア・ダ・フォンカセ ランサーズ ロゼ NV | ポルトガル ポルトガル |
ロゼ | アラゴネス、シラー、トゥリガナショナル カステラン、トリンカディラ |
\1,252 | 播磨屋 |
KWV ケープ・ルビー | 南アフリカ 西ケープ |
赤甘 | ティンタ・バロッカ、サンソー | \1,782 | 国分 |
マリヴォワ・ワイン・カンパニー ギルティー・メン レッド 2013 | カナダ ナイアガラ・ペニンシュラ |
赤 | メルロー 38%/ カベルネ・ソーヴィニヨン 31% ガメイ・ノワール 13% カベルネ・フラン 10%/ ピノ・ノワール 8% | \2,538 | モトックス |
ディーキン エステート シラーズ 2012 | オーストラリア ビクトリア |
赤 | シラーズ | \1,058 | 日本酒類販売 |
イレルギー エリ・ミナ ルージュ 2012 | フランス バスク |
赤 | カベルネ・フラン | \3,985 | VIVIT |
今飲みワインに合わせた料理
ツブ貝のソテー・ソースピストゥーとキュウリと茗荷のオリーブオイルマリネ(2人分)
ツブ貝のソテー・ソースピストゥー
ツブ貝(中サイズ)・・・4個
ニンニク・・・1/2片
赤唐辛子・・・1/4本
(ソース・ピストゥー)
バジルの葉・・・45g
ニンニク・・・1片
オリーブオイル・・・100cc
塩・・・小さじ1/2
キュウリと茗荷のオリーブオイルマリネ
キュウリ・・・1本
茗荷・・・1個
オリーブオイル・・・大さじ1
塩、胡椒・・・少々

①バジルの葉は適当な大きさにちぎり、ニンニクは粗微塵に切る。
②ミキサーに①とソース・ピストゥーの材料すべてを入れ、混ぜる。
③滑らかなピュレ状になったら出来上がり。
④熱湯消毒した瓶に入れると冷蔵庫で長期保存可。
⑤ツブ貝はひと口大に切り、ニンニク、赤唐辛子は微塵切りに切る。
⑥フライパンにオリーブオイルを熱し、弱火でニンニク、赤唐辛子を炒める。
⑦香りがたってきたらツブ貝を入れ、塩、胡椒をし、軽く炒める。
⑧ソース・ピストゥー大さじ2を加え、火を止める。
キュウリと茗荷のオリーブオイルマリネ
①キュウリは塩揉みし、乱切りに切る。
②茗荷は千切りに切る。
③材料すべてを混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やす。
日本ワインに合わせた料理
黒毛和牛もも肉のローストビーフ 赤ワインのソース(6名分)
黒毛和牛もも肉・・・500g
ニンジン・・・30g
タマネギ・・・30g
セロリ・・・20g
ニンニク・・・1片
赤ワイン・・・100㏄
塩、こしょう
フォン・ド・ヴォー・・・100㏄
水・・・30cc
グラニュー糖・・・小さじ2
山ワサビ・・・20g

2.密閉できるビニール袋に1の野菜、肉を入れ、赤ワインを入れて、密封し、冷蔵庫で1時間ほどマリネする。
3.肉を取り出し、キッチンペーパーで水分を拭き取る。再度、塩、こしょうをし、フライパンに太白胡麻油を熱して強火でリソレする。焼けたらバットに取る。
4.残ったマリネ液は野菜とともに鍋に移し、フォン・ド・ヴォー、水を加えて煮詰める。
5.深めの大きい鍋に湯を沸かし、温度計を入れて70℃に保温しておく。
6.耐熱袋にリソレした肉を入れ、密封し、5の鍋の中に入れる。
7.途中、温度を確認し70℃を保ちながら30分、低温加熱していく。
8. 30分たったら火を止め、そのまま10分放置する。その後、袋から肉を取り出し、アルミホイルをかぶせてルポゼする。
9. 4のソースが半量くらいに煮詰まったらシノワでパセ。グラニュー糖を加えてアセゾネ。
10.休ませた肉を薄くスライスし、ソース、摩り下ろした山ワサビを添える。
『井沢元彦っぽいワイン』に合わせた料理
鶏もも肉のソテー・実山椒のソース(2名分)
塩・・・小さじ2/3
胡椒・・・少々
(実山椒のソース)
赤ワイン・・・50cc
フォン・ド・ヴォー・・・50cc
グラニュー糖・・・小さじ1
醤油・・・小さじ1
山椒の実・・・小さじ1
山椒パウダー・・・少々

2.そのまま10分程、置く。
3.フライパンに油をひかず鶏もも肉の皮目を下にして弱火で加熱する。
4.アルミホイルをかぶせ、その上に鍋をのせて重しにする。煙が出ない程度の火加減で8分程、焼く。
5.香ばしい焼き色がついたら肉を裏返し、1~2分焼く。
6.焼けたらバットに取り、5分程、休ませる。
7.肉を焼いたフライパンの余分な脂を拭き取り、赤ワインを入れて沸騰させる。
8.フォン・ド・ヴォーを入れ、半量まで煮詰めたら、その他の材料を入れ、味を調える。
9.盛り付け時、茹で野菜を添え、鶏もも肉を切り分け、ソースを添える。
阿部寿子
日本航空(株)に入社し、客室乗務員として 12年間、国際線を乗務。世界各地の美味しいワイン、料理に出合い、 フレンチの真髄に魅了され料理家の道へ。日本ソムリエ協会、ソムリエ資格取得
フランス料理、ル・コルドン・ブルー上級コース終了、 ディプロマ取得
現在、目黒にてワインとフレンチの料理教室を主宰。
雑誌、企業のメニュー開発、レシピ提供も手掛ける。
