2015年8月23日(前編)、8月30日(後編)

ゲスト 安蘭けい、井沢元彦
女優・安蘭けいさんと作家・井沢元彦さんのお二人をゲストに迎えてのトーク。4度目の受験で宝塚に合格した安蘭さん、諦めそうになった時に背中を押してくれた父の言葉とは?福島県から届いた豚肉を使ったお料理とワインのマリアージュも!前回に引き続き、山梨県甲州市勝沼にある「ペイザナ中原ワイナリー」を訪ねます!今回はワイナリーから少し離れた畑をご案内いただきました。斜面を利用した畑には様々な葡萄が植えられていました。もちろん最後はお待ちかねのテイスティングも!
テーブルコーディネート
辰巳真由美
CLUB B.C.Rプロフィール
毎回、ゲストを思い描きながら空間やお花のデザインを考えています。空間やテーブルのコーディネートはワインを楽しむための大きな要素のひとつです。
皆様も、毎回変わるコーディネートをどうぞお楽しみ下さい。

中原ワイナリー
ワイン名・生産者 | 国・地域 | 色 | 品種 | 価格 | 輸入元 |
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ミッシェル・トリノ クマ オーガニック トロンテス 2014 | アルゼンチン カファジャテ |
白 | トロンテス | \1,210 | キョウダイジャパン |
フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ ドゥブル・ファランギーナ | イタリア カンパーニヤ |
白泡 | ファランギーナ | \5,076 | 日欧商事 |
オールド・コーチ・ロード ゲヴュルツトラミナー 2014 | ニュージーランド ネルソン |
白 | ゲヴュルツトラミネール | \1,800 | アプレヴトレーディング |
オーボンクリマ ツバキラベル シャルドネ サンタバーバラ・カウンティー 2013 | アメリカ サンタバーバラ |
白 | シャルドネ | \3,240 | JALUX |
キンタ・ダ・セケイラ レイト・ハーヴェイスト 2012 375ml | ポルトガル ドウロ |
白甘 | マルヴァジア・フィーナ | \4,860 | メルカード・ポルトガル |
ギフォーズ・ホール・ヴィンヤード ロゼ 2013 | イギリス サフォーク |
ロゼ | マデレーヌ・アンジュヴィーヌ90/ロンド10 | \3,780 | ワイン・スタイルズ |
パイクス・ワインズ ルッチオ サンジョヴェーゼ 2013 | オーストラリア クレア・ヴァレー |
赤 | サンジョヴェーゼ | \2,484 | ヴァイアンドカンパニー |
ヴィーニャ・サン・エステヴァン イン・シツ シグネイチャーワインズ ピノ・ノワール 2013 | チリ アコンカグア・ヴァレー |
赤 | ピノ・ノワール | \2,160 | オーバーシーズ |
アスコニ エクセプショナル メルロー 2012 | モルドバ コドル |
赤 | メルロー | \1,390 | アズマコーポレーション |
タルヴァン メダリオン カベルネ レッド 2012 | モロッコ カサブランカ |
赤 | カベルネ・ソーヴィニヨン70/シラー30 | \2,160 | 葡萄屋 |
今飲みワインに合わせた料理
白桃とミントのマリネ・生ハム添え(2人分)
白桃・・・1個
レモン汁・・・小さじ1/2
グラニュー糖・・・少々
ラム酒・・・少々
ミントの葉・・・少々
生ハム・・・2枚

②レモン汁、グラニュー糖、ラム酒をかけ、冷蔵庫で5~10分程冷やす。
③盛り付け直前に、そのうちの2切れをピュレにする。
器に白桃のマリネ、生ハムを盛り付け、ミントの葉を細かく刻んで添える。
日本ワインに合わせた料理
ミズタコのカルパッチョ サルサソースとキュウリのジュレ(2名分)
水タコの足・・・100g
(サルサソース)
赤ピーマン・・・1/6個
ピーマン・・・1/4個
紫タマネギ・・・1/6個
白ワインヴィネガー・・・大さじ1
オリーブオイル・・・大さじ2
塩、胡椒・・・少々
(キュウリのジュレ)
キュウリ・・・3本
板ゼラチン(1.5g)・・・1枚
塩・・・少々

2.キュウリは水洗いし、皮ごと摩り下ろす。ガーゼで絞り、100cc分の絞り汁を使う。
3.板ゼラチンは氷水につけて戻す。
4. 2のキュウリの絞り汁100ccのうち、半量を鍋で温める。
5.温まってきたら3のゼラチンの水気を絞って入れ、よく溶かす。
6.溶けたら火から下ろし、ボウルに移し、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やし固める。
7.盛り付け時、水タコを薄切りにし、サルサソース、キュウリのジュレを添える。
『安蘭けいっぽいワイン』に合わせた料理
うつくしまエゴマ豚のバルサミコ酢煮込み(6名分)
ゴボウ・・・2/3本
赤ワイン・・・350cc
バルサミコ酢・・・120cc
ブラウンシュガー・・・大さじ2
塩、胡椒
太白胡麻油

2.豚肩ロースは3cm四方の大きさに切り分ける。両面に塩、こしょうをする。
3.フライパンに太白胡麻油を熱し、1の肉をリソレする。
4.焼き色がついたら、煮込み用の鍋に肉を入れる。ゴボウも水気を切って入れる。
5.肉を焼いたフライパンの余分な脂を拭き取り、再び熱し、そこへバルサミコ酢を入れる。
6.ひと煮立ちさせ、4の鍋に入れる。赤ワイン、ブラウンシュガーも加え、蓋をして煮る。
7.沸騰するまでは中火にかけ、沸騰したら弱火で50分煮込む。
8.肉の脂が浮いてくるので、20分おきくらいにエキュメする。
9.ソースが半量くらいまで煮詰まってきたらアセゾネ。
10.蓋を取り、弱火で濃度がつくまで煮詰める。
阿部寿子
日本航空(株)に入社し、客室乗務員として 12年間、国際線を乗務。世界各地の美味しいワイン、料理に出合い、 フレンチの真髄に魅了され料理家の道へ。日本ソムリエ協会、ソムリエ資格取得
フランス料理、ル・コルドン・ブルー上級コース終了、 ディプロマ取得
現在、目黒にてワインとフレンチの料理教室を主宰。
雑誌、企業のメニュー開発、レシピ提供も手掛ける。
