2015年7月26日(前編)、8月2日(後編)

ゲスト 石井幹子、伊東豊雄
照明デザイナー・石井幹子さんと建築家・伊東豊雄さんのお二人をゲストに迎えてのトーク。世界で活躍する石井さんが手掛けた作品にまつわるお話やこれからの照明デザインについてなど、色々お伺いしました!徳島県から届いた「阿波とん豚」を使ったワインにぴったりのお料理もお楽しみに!前回に引き続き、千葉県唯一のワイナリー「齋藤ぶどう園」をご紹介!今回は畑をご案内頂きました。そこにはなぜかガチョウの姿が!また、千葉市内にある日本ワインを数多く取り扱う酒屋「いまでや」へも伺いました!
テーブルコーディネート
辰巳真由美
CLUB B.C.Rプロフィール
毎回、ゲストを思い描きながら空間やお花のデザインを考えています。空間やテーブルのコーディネートはワインを楽しむための大きな要素のひとつです。
皆様も、毎回変わるコーディネートをどうぞお楽しみ下さい。

斎藤ぶどう園
ワイン名・生産者 | 国・地域 | 色 | 品種 | 価格 | 輸入元 |
---|---|---|---|---|---|
ヘンケル ブラン・ド・ブラン | ドイツ ドイツ |
白泡 | ピノ・ブラン | \2,052 | 日本リカー |
デ・ボルトリ ラ・ボエム アクトスリー 2014 | オーストラリア ヤラ・ヴァレー |
白 | ピノ・グリージョ | \3,132 | ファームストン |
ヴィラドルジャ ホワイト | トルコ イスタンブール |
白 | セミヨン/スルタニア | \1,510 | トゥーバトレーディング |
イクシール アルティテュード ホワイト 2013 | レバノン ベッカー |
白 | ミュスカ40/ヴィオニエ30/セミヨン15/ソーヴィニヨン・ブラン15 | \2,700 | エノテカ |
ジルード ファンダン 2013 | スイス ヴァレー |
白 | シャスラ | \4,320 | アガイ商事 |
ロル・ヴァランタン ロゼ 2012 | フランス ボルドー |
ロゼ | メルロー50/カベルネ・フラン50 | \1,728 | 国分 |
マルテーゼ フラッパート 2014 | イタリア シチリア |
赤 | フラッパート | \3,024 | クオーレ・クール |
プロジェクト・ガルナッチャ・デ・エスパーニャ サルバヘ・デ・モンカヨ 2012 | スペイン アラゴン州 |
赤 | ガルナッチャ | \2,376 | オーケストラ |
ビーニャ・サン・エステヴァン ファミリー・レゼルヴァ カルメネール 2013 | チリ アコンカグア・ヴァレー |
赤 | カルメネール | \1,620 | オーバーシーズ |
ルイージ・ボスカ フィンカ・ラ・リンダ ボナルダ 2013 | アルゼンチン メンドーサ |
赤 | ボナルダ | \1,620 | カサ・ピノ・ジャパン |
今飲みワインに合わせた料理
ハモの湯引き 生姜のソルベと ガスパチョのソース(4人分)
鱧(骨切りしてあるもの)・・・1サク
熱湯・塩
*ソースガスパチョ*
作り方*すべての材料をミキサーでまぜ、冷蔵庫で冷やします。
たまねぎ(ざく切り)・・・1/3個
セロリ(ざく切り)・・・1/8本
トマト・・・1個
にんにくオイル・・・25g
レモン汁・・・1/2個分
トマトジュース・・・150cc
白ワインヴィネガー・・・30g
タバスコ・塩・こしょう・・・適宜
*生姜のソルベ*
作り方*下記を全てよくまぜあわせ冷凍庫で凍らせます。
生姜(すりおろし)・・・15g
白ワインヴィネガー・・・15g
水・・・100cc

②盛り付け
お皿にガスパチョソースをひいて鱧をのせ、すだちの外皮を少々削り散らします。生姜のソルベをスプーンでかいて添え、上質なオリーブオイルを少量かけてできあがり。
日本ワインに合わせた料理
しいたけのリゾット(4人分)
干ししいたけ・・・50g
米・・・200g
チキンブイヨン+しいたけ戻し汁
合わせて・・・800cc
たまねぎみじん切り・・・1/2個分
生クリーム・・・大さじ1
パルメザンチーズ・・・15g
※お好みで刻みのり 適宜

2.鍋にオリーブオイルをひき、たまねぎのみじん切り、戻したしいたけ(刻んだもの)、お米を入れていためます。お米が透き通ってきたら温めておいた「チキンブイヨン+しいたけ戻し汁」の半分を加え中火で煮ていきます。
3.煮汁がなくなったらさらに残りを二回に分けて同様に煮ていきます。最後はほんの少し煮汁が残る程度でストップして硬さを味見します。
4.仕上げにチーズ、生クリームを加えて軽くまぜ、適宜塩・こしょうをしできあがり。お好みで刻みのりを添えて。
『石井幹子っぽいワイン』に合わせた料理
阿波とん豚の塩がま包み 海苔のソースで(4人分)
塩・こしょう
【塩生地】
小麦粉・・・250g
粗塩・・・150g
☆卵白M・・・3つ分
☆水・・・30cc位
卵黄・・・少々
*海苔のソース
海苔の佃煮 生クリーム おおよそ同量

2.必ず室温に戻した豚肉の表面に軽く塩・胡椒をしフライパンで表面のみ焼き色をつけます。
3.【包む&焼く】生地を麺棒で5mmくらいの厚さにのばし、豚肉をのせ、丁寧に包んでいきます。表面に卵黄を薄く塗っておくとこんがり焼き色がつきます。
焼き時間:220度×15分 200度×15分そのままオーブン内で5-10分
お肉の大きさ(厚さ)により焼き時間を調整してみてください。
4.【ソース】小鍋に生クリーム、海苔の佃煮を入れまぜ、軽くひと煮立ちさせます。
5.パン切り包丁で丁寧に切り、蓋をあけるようにお肉を取り出します。ぜひ、テーブルで披露しましょう。お肉を5mmくらいに切り分けお皿に乗せ、ソースを添えて完成です。
カンナ
7年間のワイン/ シャンパーニュの輸入商社でのワインアドバイザーの職を経て、2010年に在職中に学んだ本当の美食やワインの経験を基に料理家デビュー。「美味しく・楽しく・美しく」をモットーに家庭でも気軽に挑戦できるフレンチを中心としたおもてなし料理教室「ルセットボヌール~幸せのレシピ(東京・豊洲)」を主宰。