2015年6月28日(前編)、7月5日(後編)

ゲスト 久保純子、島田秀平
フリーアナウンサー・久保純子さんと手相芸人としても知られるタレント・島田秀平さんのお二人をゲストに迎えてのトーク。幼いころから海外での生活が長かった久保さん。その中で感じたこととは!?茨城県から届いたハマグリを使ったお料理とワインのマリアージュも!日本ワインを愛する会主催の関西ワイナリーツアーを4回に分けてご紹介。2回目は大阪にあるフジマル醸造所を訪ねます。日本では珍しい醸造設備に辰巳さんもびっくり!
テーブルコーディネート
辰巳真由美
CLUB B.C.Rプロフィール
毎回、ゲストを思い描きながら空間やお花のデザインを考えています。空間やテーブルのコーディネートはワインを楽しむための大きな要素のひとつです。
皆様も、毎回変わるコーディネートをどうぞお楽しみ下さい。
フジマル醸造 |
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ワイン名・生産者 | 国・地域 | 色 | 品種 | 価格 | 輸入元 |
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ナイティンバー クラシック・キュヴェ 2009 | イギリス ウェスト・サセックス |
白泡 | シャルドネ 55/ピノ・ノワール 26/ピノ・ムニエ 19 | \5,400 | エノテカ |
ベルグァルト ビアンコ 2013 | イタリア トスカーナ |
白 | ヴェルメンティーノ | \2,670 | ファインズ |
カリオペ・ワインズ ヴィオニエ 2013 | カナダ オカナガン |
白 | ヴィオニエ | \3,240 | ヘブンリーバインズ |
プロフェッツ・ロック ピノ・グリ 2011 | ニュージーランド セントラル・オタゴ |
白 | ピノ・グリ | \4,536 | GRN |
コンデバルデマール ロゼ 2014 | スペイン リオハ |
ロゼ | ガルナッチャ70/ヴィウラ30 | \1,650 | 駒形前川 |
ルイス・パト スパークリング バガ ロゼ | ポルトガル バイラーダ |
ロゼ泡 | バガ90/マリアゴメス10 | \2,592 | 木下インターナショナル |
ディーキン・エステート メルロー 2014 | オーストラリア ヴィクトリア |
赤 | メルロー | \1,058 | 日本酒類販売 |
クリコバ スパークリングワイン レッド | モルドバ バルル・ルイ・トライヤン |
赤甘泡 | カベルネ・ソーヴィニヨン | \3,240 | Carina |
ミッシェル・シャプティエ ペイ・ドック シラー コレクション・ビオ 2013 | フランス ラングドック・ルーション |
赤 | シラー | \1,620 | 日本リカー |
ビューラー ジンファンデル ナパ 2012 | アメリカ ナパ・ヴァレー |
赤 | ジンファンデル95/プティ・シラー5 | \4,212 | CAAV |
今飲みワインに合わせた料理
常陸牛と紅こがねの肉じゃが風(4人分)
常陸牛・・・200g
紅こがね・・・1本
野生のアスパラガス・・・12~15本
(ソース)
市販のフォンドヴォ―・・・120cc
バルサミコ酢・・・大さじ3
砂糖・・・大さじ1
焦がしバター・・・大さじ1
クミンシード・・・大さじ1

②常陸牛は一口大に切り、塩、胡椒をしてフライパンで柔らかく焼き上げる。
③野生のアスパラガスはフライパンにオリーヴオイルを熱してさっと炒め、塩胡椒する。
④鍋に砂糖を熱してカラメルを作り、バルサミコを加えて半量まで煮詰める。フォンドヴォ―を注いで1/4ぐらいまで煮詰め、焦がしバターを加えて混ぜる。塩、胡椒で味を調える。
⑤ ④の鍋に①と②を加えてよく和え、最後にクミンシードも加えてひと混ぜする。
⑥皿に盛り、③のアスパラガスを添える。
日本ワインに合わせた料理
フルーツトマトと玉ねぎのタルト(4人分)
フルーツトマト・・・3個
玉ねぎ・・・2個
市販のタルトレット・・・4個
タイム・・・3~4本
オリーヴオイル
粒マスタード

2.トマトは芯を取って縦に二等分し、さらに薄切りにする。
3.タルトレットの底に粒マスタードを薄く敷き、1の玉ねぎをたっぷり詰め、その上に3のトマトを並べてのせる。
4.タイムとオリーヴオイル少々を回しかけ、180℃のオーヴンで15分程焼く。
『久保純子っぽいワイン』に合わせた料理
鹿島灘はまぐりの香草バター風味 グレープフルーツのソテー添え(4人分)
白ワイン・・・大さじ3
グレープフルーツ・・・8房
はちみつ・・・大さじ1
イタリアンパセリ、ディル、香菜 などのハーブ・・・大さじ4~5 ぐらい
(葉にんにくバター:作りやすい分量)*余ったら棒状にして冷凍しておくと便利
バター・・・120g
オリーヴオイル・・・大さじ2
葉にんにく(細かいみじん切り)・・・40g
白ワイン・・・大さじ1
塩・・・小さじ1

2.葉にんにくバターを作る。バターを室温において柔らかくし、残りの材料をすべて混ぜる。
3.グレープフルーツは皮をむいて房に分ける。フライパンにはちみつを熱し、キャラメル状になったらグレープフルーツを加えて強火で両面に焼き色を付けて取り出す。
4.小鍋に1の煮汁と2のバター40gを加えて煮立て、はまぐりの身を加えてよく和える。最後にハーブも加えてざっくりと混ぜる。
5.洗った貝の上に4の身を乗せ、煮汁を流し、グレープフルーツを添える。
蜂須賀紀子
早稲田大学卒。都内フレンチレストランでの料理長経験を経て渡仏。2年に渡り現場を通じてフランスの食文化を学ぶ。帰国後はさらに知識を深め、食関係通訳や講師、ソムリエ業などを行う傍ら、“ワインのある生活”を多角的にプロデュース。ワインと料理のマリアージュに関する造詣が深い。ワインエキスパート/チーズプロフェッショナル。東京生まれ。