2017年4月16日放送(前編)、4月23日放送(後編)

ゲスト 立川志の輔、渡辺えり
落語家・立川志の輔さんと劇作家で女優の渡辺えりさんのお二人をゲストに迎えてのトーク。明治大学の落語研究会で2年先輩だった三宅裕司さんとの思い出もたっぷり聞いちゃいました!山形県産の羊を使ったワインにぴったりのお料理もお楽しみに!前回に引き続き、水戸初の街中ワイナリー「ドメーヌ水戸」をご紹介!今回は畑をご案内いただきました。テイスティングは、ワイナリーを立ち上げメンバーの1人が経営するレストランで!美味しいお食事とのマリアージュも必見です!
テーブルコーディネート
辰巳真由美
CLUB B.C.Rプロフィール
毎回、ゲストを思い描きながら空間やお花のデザインを考えています。空間やテーブルのコーディネートはワインを楽しむための大きな要素のひとつです。
皆様も、毎回変わるコーディネートをどうぞお楽しみ下さい。
富山県出身の志の輔師匠のテーブルには、富山県の特産品ホタルイカをフィーチャー。
娘が夜なべをして折ってくれたホタルイカのお箸置きがテーブルを和ませています。
ナプキンワークは噺家につきものの扇をイメージしてみました。
グレーと黄色という、高度な色合わせを用いて、初夏にぴったりのさわやかなテーブルに仕上げました。

ドメーヌ水戸
ワイン名・生産者 | 国・地域 | 色 | 品種 | 価格 | 輸入元 |
---|---|---|---|---|---|
リートブルグ クリエーション リースリング QbA トロッケン 2015 | ドイツ ファルツ |
白 | リースリング | \1,512 | 八田 |
モンテス・ソシエダ・アオンイマ モンテス・アルファ シャルドネ 2014 | チリ アコンカグア |
白 | シャルドネ | \2,376 | エノテカ |
モイプラース シュナン・ブラン 2015 | 南アフリカ ステレンボッシュ |
白 | シュナン・ブラン | \2,700 | GSAジャパン |
ジドヴェイ ロマンティン エクストラ・ブリュット | ルーマニア トランシルヴァニア |
白泡 | フェテアスカ・レガーラ/シャルドネ/ピノ・ノワール | \3,780 | ユーロアジア交易 |
アルティーガ・フステル ダミア カヴァ・ブルット・ロゼ | スペイン カタルーニャ |
ロゼ泡 | トレパット | \1,944 | モトックス |
カルム ロゼ 2013 | ポルトガル ドウロ |
ロゼ | トゥーリガナショナル | \1,620 | オーデックス・ジャパン |
ザグレウス ティアラ マヴルッド 2015 | ブルガリア トラキア |
赤 | マヴルット | \1,944 | ニューニチブ |
ボルゴーニョ ドルチェット・ダルバ 2013 | イタリア ピエモンテ |
赤 | ドルチェット | \3,888 | 日欧商事 |
シャトー・クサラ プリウレ 2013 | レバノン ベッカー高原 |
赤 | カベルネ・ソーヴィニヨン/ムールヴェードル/カリニャン/サンソー | \1,836 | エムアンドピー |
ドメーヌ・ド・スローズ コトー・デクサン・プロヴァンス レザミ 2013 | フランス プロヴァンス |
赤 | シラー85/グルナッシュ15 | \3,240 | 日仏商事 |
今飲みワインに合わせた料理
庄内豚のブレゼ クリームソース はちみつの香り
うるいのバターソテー(4人分)
豚ロース肉(ブロック)・・・400g
小麦粉・・・適量
白ワイン・・・200ml
はちみつ・・・大さじ2
チキンブイヨン(固形)・・・1/2 個
生クリーム・・・100ml
バター・・・30g
うるい・・・4本
季節の野菜・・・適量
オリーブ油・・・適量
塩・こしょう・・・適量

◎豚ロース肉は3cm 角に切る。
◎季節の野菜は火が通りにくいものは塩茹でする。
①豚ロース肉に塩・こしょうをし、小麦粉を薄くまぶしつける。よく熱したフライパンにオリーブ油をひき、表面を芳ばしく焼く。
② ①のフライパンに白ワインを加え、煮立たせてアルコールを飛ばす。はちみつとチキンブイヨンを加えて溶かし混ぜ、蓋をして軽く煮込む。
③肉に火が通ったら蓋を外し、生クリームを加えて少しとろみがつく程度まで煮詰める。
よく冷やしたバターを加えて溶かし混ぜ、塩・こしょうで味を調える。
④うるいと季節の野菜は、バターでソテーし、塩・こしょうで味を調える。
⑤器に野菜と肉を盛りつけ、クリームソースをかける。
日本ワインに合わせた料理
鮪のたたき 赤い果実のフレッシュソース(4人分)
鮪の柵(刺身用)・・・240g
いちご・・・3~4粒
グリーンピース・・・40粒程度
ベルギーエシャロット(みじん切り)・・・大さじ1
ベビーリーフ・・・適量
フルール・ド・セル・・・適量
塩・こしょう・・・各適量
〔ドレッシング〕
フランボワーズピュレ・・・大さじ2
フランボワーズビネガー・・・大さじ1.5
EXV オリーブ油・・・大さじ2
醤油・・・適量
塩・・・適量

◎いちごは5mm 角に切る。
◎グリーンピースは塩茹でする。
◎ベルギーエシャロットはみじん切りにする。
◎ドレッシングの材料を混ぜ合わせる。
①鮪は2~3cm 角の棒状に切る。フライパンにオリーブ油を熱し、塩・こしょうをした鮪を入れ、強火で表面をさっと焼いて取り出す。すぐに冷蔵庫で冷やし、1cm 幅に切る。
② ①の鮪をドレッシングで和え、器に盛りつける。
③いちご、グリンピース(一部は残しておく。)、ベルギーエシャロットを合わせ、ドレッシングで和えて器に盛りつける。
④ ②の鮪の上に、フルール・ド・セルと残しておいたグリンピースを散らし、ベビーリーフを添える。
⑤残ったドレッシングで器に線を描く。
『立川志の輔っぽいワインに合わせた料理』
山形県庄内産羽黒緬羊の香草焼き
キラリボシのソテー 季節の野菜のグリル(4人分)
ラムロース肉・・・200g
ハーブ(タイム、ローズマリーなど)・・・適量
キラリボシ(なばな)・・・適量
新じゃがいも・・・4個
季節の野菜・・・適量
バルサミコ酢(市販のクリームタイプのもの)・・・適量
オリーブ油・・・適量
フルール・ド・セル・・・適量
塩・こしょう・・・適量

◎ハーブはみじん切りにする。
◎キラリボシは塩茹でし、食べやすい長さに切る。
◎新じゃがいもは皮つきのまま塩茹でし、半分に切る。
◎季節の野菜は火が通りにくいものは塩茹でする。
◎オーブンを200℃に予熱する。
①ラム肉はそれぞれハーブのみじん切りとオリーブ油でマリネし、30 分程度おく。
②バラ肉は塩・こしょうをし、200℃のオーブンで焼く。火が通ったら取り出し、アルミホイルで包んで休ませる。
③ロース肉は塩・こしょうをし、強火でよく熱したフライパンで表面を芳ばしく焼く。さらに200℃のオーブンで3~4分程度焼き、アルミホイルで包んで休ませる。
④キラリボシはオリーブ油でソテーする。
⑤新じゃがいもと季節の野菜はグリルで焼く。
⑥休ませたラム肉を食べやすい大きさに切り分ける。
⑦野菜とラム肉を器に盛りつけ、バルサミコ酢で器に線を描く。ロース肉の断面にフルール・ド・セルを乗せる。
マカロン由香
出張料理人。出張料理・料理教室「Le Macaron YUKA.」代表。エコール辻東京フランス・イタリア料理マスターカレッジ卒業後、渡仏。パリのエコール・リッツ・エスコフィエで学び、ディプロマ取得。オテル・リッツ・パリの「エスパドン」、三ツ星レストラン「ルドワイヤン」「アルページュ」といった名店にて修業を積む。帰国後、フランス料理の出張料理人として、活動を開始。一般家庭のホームパーティから、大使館や企業レセプション、政治家・一部上場企業社長・芸術家・芸能人の会食まで、さまざまな形態の出張料理を請け負う。