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2016.02.14
国宝の朱の社殿 ~世界遺産・嚴島神社~

今回ご案内するのは、宮城の松島、京都の天橋立と共に日本三景と称される景勝地、「安芸の宮島」に鎮座する、世界遺産・嚴島神社。広島県廿日市市にある、瀬戸内海に浮かぶ嚴島に鎮座している。フランスの「ミシュランガイド」で三つ星にも選ばれたことから、世界中から年間400万人が訪れる、日本有数の観光地である。

  • 画像提供:広島県

そんな嚴島に鎮まる嚴島神社が、人々を魅了する理由の一つが、平安時代末期の武将・平清盛によって修造された、美しい朱色の社殿。しかし、なぜ清盛は、海の上という立地を選んだのか?
木造建築ゆえに、海水には弱く、現代のように技術も機械もない平安時代、メンテナンスは大変。それを承知で、清盛は海の上に建てたというが、いったいなぜ、あえて海沿いに造ったのか? その答えを探しながら、お宮を巡っていく。

平安の雅を今に伝える寝殿造の豪華な社殿は、代表的な日本建築と称される。
船からも見えた大鳥居は、色あざやかな朱塗りの一大建造物。潮が引くと、大鳥居の真下まで、海の底を歩いて行ける。下から見上げれば、まさに圧巻の光景。

  • 画像提供:宮島観光協会

社殿内に入れば、国宝に指定される美しい廻廊。風流な釣灯篭も見事。
そして、廻廊沿いにある、反り橋や能舞台などの見どころもじっくりとご案内する。

  • 画像提供:広島県

さらに、社殿を取り囲む海水が引くと、一転、干潟になる。その干潟になった社殿の見どころもご紹介。干潟の海底に現われる神秘的な名所もあますところなくお届けする。

  • 画像提供:宮島観光協会

社殿の中央、一番奥にあるのが、国宝・嚴島神社の「本殿」。日本最大級の広さを誇る。
嚴島神社の創建は、1400年以上前の西暦593年。実は、平清盛が社殿を修造するまで、今日のような、廻廊で結ばれた海上社殿ではなかったという。
では、なぜ平清盛は、あえて海の中に社殿を建てたのか? 
その答えは、海から見ることができるというが…?
世界遺産・嚴島神社の謎。どうぞお楽しみに。

  • 画像提供:宮島観光協会