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  • #41 世界遺産・明治日本の産業革命遺産  ~軍艦島を中心に長崎を巡る~
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2016.01.17
世界遺産・明治日本の産業革命遺産 ~軍艦島を中心に長崎を巡る~

今回ご案内するのは、2015年、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」。
日本の近代化に大きな功績を残した、貴重な遺構の数々が登録されたこの世界遺産は、九州、山口を中心に、全国8県に点在。製鉄・製鋼、造船、石炭産業の分野に渡り、構成資産は23にのぼる。

  • 軍艦島

今回は、軍艦島という通称でも知られる端島炭坑や旧グラバー住宅など、多くの構成資産がある長崎県長崎市へ。鎖国時代から交易で栄えた長崎で起こった産業革命は、軍艦島へどうつながっていったのか?
今回は特別な許可を得て船をチャーターし、一般には公開されていないエリアもご紹介しながら、近代日本の歴史を紐解いていく。

  • 軍艦島
  • 軍艦島

その始まりは、「黒船来航」。蒸気船に乗ってアメリカのペリー提督がやってきたことだった。その後、江戸幕府は1859年に開国。そして近代化への扉をあけた。その玄関口のひとつとなった長崎へ、スコットランド出身の貿易商、トーマス・ブレーク・グラバーが訪れた。グラバーは長崎港を見下ろす高台に、自宅兼事務所を構え、志士たちに西洋の最新事情を教えた。その住まいは、現存する日本最古の木造洋風住宅として、国の重要文化財に指定されている。

  • グラバー園

そんな新しい日本を模索する志士たちの中で、明治日本の近代化を先導する重要人物となった人物の一人に三菱の創業者・岩崎彌太郎がいる。世界遺産の構成資産となっている三菱重工業株式会社の長崎造船所「旧木型場」へも向かう。

  • 長崎港

驚くべきスピードで近代化を遂げていく日本。その中で蒸気船が普及し、原動力である石炭の需要が高まっていった。そして、長崎港の沖合14キロに位置する離島・高島で、日本で初めて蒸気機関を使った「高島炭坑」が生まれ、その優れた技術を引き継いで、隣に浮かぶ島・端島にも近代的な炭坑が造られた。これが、端島炭坑、通称・軍艦島であった。

  • 軍艦島

東京ドーム5個分の決して大きくない島に、最盛期には東京都区部の9倍以上ともいわれる世界一の人口密度となった軍艦島。
いったいどんな光景に出会えるのだろうか?
どうぞお楽しみに。