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2015.11.29
世界一の紅葉 秋の花めぐり ~茨城 国営ひたち海浜公園~

今回ご案内するのは、200ヘクタールにもおよぶ広大な園内に、大規模な花畑が点在する花の名所、「国営ひたち海浜公園」。それぞれ趣の異なる7つのエリアに分かれている。
公園があるのは、茨城(いばらき)県北部に位置するひたちなか市。太平洋に面し、水産業や農業が盛ん。水戸市のベットタウンでもある。
そんなひたちなか市で指折りの観光名所である「国営ひたち海浜公園」。春はスイセンやチューリップ、夏は百日草、秋はコスモスと、四季折々の花畑が見られる。

  • コスモス

そして秋はコスモス以外にもうひとつ、“世界一の紅葉”と称される圧巻の光景が見られる。
国営ひたち海浜公園は、美しい海が臨む立地にある。春から夏にかけては、県内外から多くの人が磯遊びに訪れる。
近くには、彩色壁画で全国的に知られる「虎(とら)塚(づか)古墳」がある。
そんな自然豊かな場所にある「国営ひたち海浜公園」。翼のゲートを入って正面にある人口の西池には噴水が湧きだし、カルガモやカイツブリなどの野鳥が遊ぶ。春には池の芝生斜面一画にスイセンが咲くことでも知られる名所。
記念の森散策路は木漏れ日の中、木道が伸びる雑木林を散策しながら、四季の移り変わりを感じられる場所。

  • ススキ

東南アジアが原産と考えられているマメ科の落葉低木リュウキュウハギ。
即在のアカマツとクロマツの樹林を主体とした森。
林床には、さまざまな種類のコケ類や地衣類が自生する。
芝生の広場の北側にパンパスグラスが群生。南米ブラジル・アルゼンチン原産のイネ科の植物で、高さは4mから6mにもなる。羽毛のようにやわらかい花穂をつける。

  • リュウキュウハギ
  • パンパスグラス

「泉の広場」を中心した樹林は、秋が深まると、見事な紅葉が見られる。
南口奥の海岸に面した起伏に富んだ砂丘からは美しい阿字ヶ浦の海を一望。ハマギクは砂丘エリアふくめ園内各所に咲く。マーガレットのような白く可憐な花。
砂丘ガーデンの最長部からの谷間を利用した「香りの谷」。上からの眺めも楽しめる「沈床花壇式」のハーブガーデン。初夏に咲き誇るラベンダーの花畑で知られる。
「ロックガーデン」は岩組みの乾燥した窪地で、球根植物や多肉植物など多種類の観葉植物が、厳しい環境に馴化して育っている。
大草原フラワーガーデンでは、キバナコスモスが咲き乱れる。秋の始まり、9月頃から咲き始めるコスモスの一種。大観覧車を借景とした撮影ポイントとしても人気。

  • キバナコスモス&コスモス

「みはらしの里」は江戸時代前期と中期に、稲敷市の利根川に沿った新田開発に合わせて建てられた東日本では最も古い民家のひとつ。そんな古民家を借景に広がるのは、ソバ畑。小さな白い花を無数につけている。

  • ソバ

ひたちなか市内で一番高い、標高58メートルの「みはらしの丘」のふもとには、色とりどりの花が咲き集うコスモスの花畑。2品種、200万本ものコスモスが咲き乱れる様は圧巻。秋の桜と書く名の通り、可憐で優しい花が風に揺れる。
そして、目線を上にあげると真っ赤なじゅうたんを作りだす、紅葉したコキア。3万2000本ものコキアが植えられていて、こんもりとしたユニークな形が特徴。赤一色に大地を染める国営ひたち海浜公園のコキアは、「世界で最も美しい紅葉」と称され、人々を魅了している。

  • コキア
  • コキア
  • コキア