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2015.10.04
トロッコ電車で絶景巡り~富山 黒部峡谷~

今回ご案内するのは、中部山岳国立公園にあり、日本三大渓谷、日本の秘境百選にも選ばれている「黒部峡谷」。緑に覆われた断崖絶壁の深い谷が、幾多の絶景を作りだしている。
そんな黒部峡谷があるのは、富山県東部・黒部市。黒部川が立山連峰と後(うしろ)立山連峰の間に刻んだ、
日本一深い谷。
今回は、標高差はなんと3000Mという黒部川沿いを走る、小さなトロッコ電車に乗って、絶景を探しに行く。

  • 奥鐘橋

トロッコ電車の旅は、宇奈月駅から始まる。周辺は宇奈月温泉という静かな山間に広がる富山随一の温泉郷。 始発から終点までの走行距離は20.1km。一般客が乗り降りできるのは、宇奈月・黒薙・ 鐘釣・欅平の4駅。

  • トロッコ電車

「トロッコ」とは、トンネルやダム等の工事現場からの土砂や石の運搬などに使用される貨車で、
屋根はあるが窓がないのが特徴。大自然を肌で感じることが出来る。
美しい黒部川の流れと、黒部川の中流にある「宇奈月ダム」のダム湖。
中世ヨーロッパの古い城をイメージして造られた新柳(しんやな)河原(がわら)発電所(しょ)。
サル専用の吊り橋は湖上15mの高さにある野生のサルのための橋などを通りトロッコ電車の最初の停車駅。
この駅には、二つの美しい橋がある。
宇奈月湖にあった城のような発電所に今も水を送っている現役の「水路橋」。
そして美しき日本百景「後曳(あとびき)橋(ばし)」。
沿線で最も深い谷にかかる橋で、あまりの谷の深さに入山者達の腰が引けて後ろに引きさがったという
逸話からその名がついた。 

  • 後曳橋

黒薙駅を過ぎると、トロッコ電車からは個性的な山々の風景も楽しめる。
鐘(かね)釣(つり)橋(ばし)一帯は「錦繍関」と呼ばれ。紅葉の名所として人気のエリア。
そして美しき日本百景「鐘釣温泉」があります。渓流脇の河原に湧く温泉で、清流と共に味わう名湯。

  • 鐘釣橋
  • 鐘釣山とトロッコ電車

始発の宇奈月駅を出発しておよそ1時間20分。終点の欅平駅に到着。
鐘山(かねやま)は標高1543m。黒部川の河原から一気に600mも立ちあがる大岸壁を有す。
猿飛峡と共に、特別名勝・特別天然記念物に指定されている。
そして美しき日本百景「猿飛峡(さるとびきょう)」 猿でも飛び越えられるといわれる、黒部川本流で最も川幅が狭いところ。3~4メートルしかない。美しいエメラルドグリーンの清水が、曲がりながら流れていく様は壮観。上高地とここだけしか認定されていない、特別名勝、特別天然記念物、二つの称号に輝く絶景。
アルプスの雄大な山々や美しい湖など、壮大な自然が堪能できます。どうぞお楽しみに。

  • 猿飛峡