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2015.09.13
自然の醍醐味「知床八景」~北海道の世界遺産~

今回ご案内するのは、世界自然遺産・国立公園に登録されている、北海道・知床。
手つかずで残された豊かな自然を求めて、年間100万人を越える観光客が訪れる。
そんな知床には「知床八景」という8つの絶景がある。
名瀑に奇岩、湖と、まさに世界遺産の自然を満喫できる名所揃い。
今回は、そのすべてをあますところなくご紹介。
半島の付け根にあり、知床観光の拠点である斜里の町から、海岸沿いを伸びる国道334号線。
その周りに点在する8つの名所「知床八景」。知床を訪れる観光客の多くが行く景勝地。
国道334号線、244号線の全長約18kmの直線道路は、まっすぐな道が果てなく海に伸びるように見えることから「天に続く道」として有名。
半島の付け根にある斜里町から、国道334号線をウトロにむけて走らせると右手にある。
知床の入口とも言えるオシンコシンの滝。
落差80M、幅30M。途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれる。
滝の上にあるオシンコシン展望台からは、オホーツク海や知床連山を遠望することができる。

  • オシンコシンの滝

オロンコ岩はウトロ港の中心に聳え立つ岩山で、全長約150m、高さは60Mもある巨岩。その名は北方狩猟民「オロッコ族」に由来する。夏場だけ行くことができる頂上の展望台からは、ウトロの街並みと青く澄んだオホーツク海。知床連山などが広く見わたせる。近くには、もう一つ有名な奇岩。ゴジラ岩がある。その名の通り、ゴジラのような形をした巨岩。

  • オロンコ岩

プユニ岬はウトロからさらに車を走らせた上り坂にある絶景。ウトロの町と海が一望できる。夕陽の名所としても知られる。

  • プユニ岬

フレペの滝の遊歩道沿いでは、エゾシカに出会う。運が良ければ、キタキツネやエゾリス等にも会える。草原越しの知床連山も美しい。 100Mを超える断崖の上からオホーツク海へと流れ込むフレベの滝を、見下ろす形で眺める。
川がなく知床連山に降った雪と雨が地下に浸透し、垂直に切り立った約100mの断崖の割れ目から流れ落ちる珍しい滝。ホロホロと流れ落ちるさまが涙のように見えることから、地元では「乙女の涙」という愛称で親しまれている。 知床五湖は知床連山のふもとに点在する五つの湖。愛らしいエゾシカや貴重な植物。ミズナラやトドマツなどの大木の茂る原生的な森を歩くことが出来る。

  • 知床五湖

知床五湖の手前で舗装されていない砂利道に入り、車で20分。活火山である知床硫黄山の中腹から涌き出る温泉が川に流れ込み、川全体が流れる温泉のようになった湯の滝。カムイワッカ湯の滝がある。観光客で賑わうようになるまでは「日本最後の秘湯」と呼ばれていた。一ノ滝を歩いて登りきると、カムイワッカ湯の滝の滝壺ある。泉質は酸性なので肌が弱い人は注意。豪快に湯の滝が流れ込む、かけ流しの天然温泉。

  • カムイワッカ湯の滝

知床峠は斜里町ウトロ地区と羅臼町を結ぶ国道334号線「知床横断道路」の頂上、知床連山の尾根筋にあたる標高738mにある峠。正面に、標高1661mで知床連山の最高峰にして日本百名山にも選ばれている羅臼岳が見える。山麓に広がる緑。本州中部の標高3000mと同じ位の環境でハイマツが生い茂る。

  • 知床峠

知床国設野営場から海側に100mほど入ったところに夕陽台という名の展望台がある。標高50m程度の崖の上からはウトロの町並みとウトロ港、オロンコ岩などの奇岩やオホーツク海が一望でき、その美しさから知床八景にも選ばれている。 夕陽台は知床で、オホーツクに沈む夕日を見ることができる日本で唯一の場所。中でも、この夕陽台はその名の通り、絶好の夕日スポット。夕日が発する光の道が、海の上にまっすぐ伸びて幻想的な光景を見せる。
今回はそんな手つかずの自然に満ちあふれる「知床」の魅力をご紹介します。