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2015.06.14
水辺の絶景を楽しむ上高地 ~長野県松本市~

今回ご案内するのは、国の特別名勝、特別天然記念物に指定され、「自然の国宝」とも称される長野・上高地。北アルプスの山間を流れる清流沿いに広がる景勝地。

3,000メートル級の山々が連なる北アルプスの山深く、標高約1,500メートルの高所を流れる梓川沿いにある上高地。わが国屈指の山岳景勝地として知られる、清流の隠れ里。上高地を縦断するように流れる清流・梓川。日本で一番長い信濃川水系の犀川(さいがわ)の上流にあたり、北アルプスの槍ヶ岳に端を発する。古より梓の産地であり、梓弓の材料として朝廷にも献上されていて、このことが川の名前の由来になったとも言われている。

  • 梓川

そんな梓川には、上高地の中心にあるシンボル、河童橋。 橋上からは穂高連峰や焼岳など、上高地を取り囲む名山が見渡せる絶景。また、この橋は昭和2年に発表された芥川龍之介の小説「河童」に登場することでも知られる。鏡面のような美しい水面に、雄大な焼岳の姿を映す大正池。立ち枯れの木々幻想的な光景を作りだす、上高地を代表する風景のひとつ。梓川の支流で全長300mほどの小さな清水川が流れる。その名の通り、清らかな水が流れる小川で、「信州の名水」にも選ばれている隠れた名所。上高地の貴重な飲料水源にもなっている。上高地の隠れた名所。

  • 大正池と穂高連峰
  • 河童橋と焼岳

河童橋から15分ほどのところに静かで景色のよい岳沢湿原がある。田代池にある田代湿原と並ぶ上高地の代表的な湿原のひとつ。河童橋から歩くことおよそ1時間で明神地区に到着。梓川にかかる明神橋からは、正面に荒々しい岩肌をのぞかせる明神岳がそそり立つ。明神橋を渡ると明神池へと到着。大小2つからなる池で、梓川の古い流路が、明神岳からの崩落砂礫によってせき止められてできた池。明神岳から常に伏流水が湧き出ているため、冬でも全面凍結しない透明感あふれる水面が空を映し、静寂に広がる。

  • 田代湿原
  • 田代池
  • 明神池

特別名勝・特別天然記念物に指定される上高地。今回は上高地の水辺を中心にご紹介して参ります。