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2015.05.24
古代・沖縄のグスク~琉球王国成立までの道のり~

今回ご案内するのは、琉球王国が成立し、首里城が造られる前の騒乱の時代、そんな時代に造られたグスクとよばれる城跡、そして、沖縄の人々の原点ともいえる聖地をご紹介します。

琉球王国が成立するまで、沖縄本島は豪族たちがしのぎを削る騒乱の時代だった。そんな時代に造られたグスクとよばれる城跡や史跡が、世界遺産に登録されている。グスクとは農村を基盤に成長した豪族たちの城のこと。琉球王国・首里城の成立以前、武将達がしのぎを削り、各地に築いた。沖縄県内には300か所以上のグスクがあるという。グスクが造られ始めたのは、12世紀に入ってから。狩猟採取の時代から「按司(あじ)」と呼ばれる有力なリーダーが現れ、グスクを建てて勢力を争う時代となった。

そんな戦国時代の最高傑作と称され、名城として知られるのが「座喜味城」。 この城の主は、名築城家ともいわれる武将・護佐丸(ござまる)。標高125m、沖縄本島の西海岸を 見渡せる丘の上に築いた城。豪族同士の戦国時代を経て、14世紀には南部・中部・北部と三つの国にまとまった。この時代を三山(さんざん)時代と呼び、約100年続いた。

  • 座喜味城1
  • 座喜味城2

そんな三山時代に一大勢力であった北山の城跡が沖縄の世界遺産のひとつ「今帰仁城跡」。
そしてグスクと共に世界遺産に登録されている「斎場御嶽」。琉球開闢(かいびゃく)神話の神「アマミキヨ」によってつくられたと伝えられる、沖縄第一の聖域。今回は世界遺産として国内外から多くの観光客が訪れる沖縄の名所をご紹介します。

  • 今帰仁城跡
  • 斎場御嶽1
  • 斎場御嶽2