「地球★アステク」は、生活に根差した科学情報や明日の知識、ビジネスヒントになるような先端テクノロジーに注目する番組です。全編取材VTRで、テクノロジーの現場から生きた情報をお届けします。
大学の研究室にとどまらず、企業の研究所や工場など、幅広く取材先をセレクト。番組の顔・伊藤洋一は、各回のテーマとなるテクノロジーが明日の経済へ与えるインパクトや課題を、アナリスト視点で鋭く解説。また美人双子姉妹の蒼あんな・れいなは、とかく難しくなりがちな科学技術を、視聴者目線で分かりやすく、時には身体を張って、お伝えします。
また番組コーナーも充実。素朴な疑問をテーマにした「あんな・れいなの教えてセンセイ!」。今日の先端テクノロジーの礎を築いた先人に迫る「アステク ザ★グレート」。番組の締めに、テクノロジーを経済効果の観点から分析する「伊藤洋一のアステク★コンパス」と、盛りだくさん。
#72 「うまい!ビールのテクノロジー」
/サッポロビール (12/08/16)
静岡県焼津市にあるサッポロビールの静岡工場には、ビールの生産設備だけでなく、新商品の開発や、ビールの原料や発酵に関する研究部署が集まっている。今回はサッポロビールの頭脳と呼ばれるこの地を訪ね、ビールの先端テクノロジーを取材する。
ビールの原料である大麦には、ビールが劣化する原因となる酵素が含まれている。サッポロビールでは、この酵素を持たない大麦の遺伝子種を発見、原料大麦として育種し、すでに製品に応用している。酵母の研究現場では、発酵工程で酵母の挙動を管理する新しい技術を見る。この研究が進めば、ビールはさらにおいしくなるという。ほかに、コクやキレを数値化して検証する装置や、ビールの香りの追及など、私たちの知らないビールを美味しくする研究をご紹介。
更にビールサーバーで注いだときのようなクリーミーな泡を作り出す新しい「缶」の技術や、ビール以外の分野の研究、今冬に発売される新商品の情報なども登場。
ビール好きもそうでない方も、必見です!!
【アステク ザ★グレート】中川清兵衛(1848-1916)
今回は、日本で初めて本格的なビール醸造を学んだ日本人、中川清兵衛を取り上げる。新潟の商家に生まれた中川は、17歳のときイギリスに渡り、その後ドイツに移って、大手ビール会社でビール醸造技術を学んだ。技術を習得し、帰国した中川は北海道の開拓使にビール醸造者として迎えられ、国産発のビール製造を指導した。

