「地球★アステク」は、生活に根差した科学情報や明日の知識、ビジネスヒントになるような先端テクノロジーに注目する番組です。全編取材VTRで、テクノロジーの現場から生きた情報をお届けします。
大学の研究室にとどまらず、企業の研究所や工場など、幅広く取材先をセレクト。番組の顔・伊藤洋一は、各回のテーマとなるテクノロジーが明日の経済へ与えるインパクトや課題を、アナリスト視点で鋭く解説。また美人双子姉妹の蒼あんな・れいなは、とかく難しくなりがちな科学技術を、視聴者目線で分かりやすく、時には身体を張って、お伝えします。
また番組コーナーも充実。素朴な疑問をテーマにした「あんな・れいなの教えてセンセイ!」。今日の先端テクノロジーの礎を築いた先人に迫る「アステク ザ★グレート」。番組の締めに、テクノロジーを経済効果の観点から分析する「伊藤洋一のアステク★コンパス」と、盛りだくさん。
#71 「この夏注目の都市型水族館!」
/すみだ水族館 (12/08/09)
今回は、東京の新名所『東京スカイツリー』のお膝元、東京スカイツリータウンの5階と6階にある『すみだ水族館』に潜入。今年5月にオープンしたばかりのこの水族館は、都心にありながら約400種類、総数約10000点のいきものと触れ合える、これまでにない都市型の水族館だ。
まず3人が訪れたのは、すみだ水族館のメイン展示のひとつ、東京大水槽。
迎えてくれたのは支配人、田海雅彦さんだ。3人が注目したのは青く澄んだ海水。この海水には都市型水族館ならではのテクノロジーが活かされていた。
特別に水族館のバックヤードを見せてもらう3人。そこにあったのは人工海水生成装置と呼ばれる機械。この人工海水の技術が都市型の水族館を支えていると田海さんは話す。3人は特別に人工海水づくりを体験。
さらに、すみだ水族館を支えるもうひとつのテクノロジー、それが高性能ろ過システムだ。エサの残りや魚のフンなどで汚れた海水を再び綺麗な海水に戻すこのシステム。水の透明度を保ったり、生き物たちの病気を防ぐだけでなく、使用する水量も格段に削減できると言う。
他にも、国内最大級の屋内開放ペンギンプールに設置された脱臭装置や、1日の時間の変化を演出するLED照明などを紹介し、新しい水族館のカタチを提案する「すみだ水族館」の知られざるテクノロジーに迫る!
【アステク ザ★グレート】飯島魁(いいじまいさお)(1861−1921)
今回ご紹介するのは、日本の「水族館の父」と呼ばれる飯島魁。
東京帝国大学で動物学を学び、卒業後はドイツへ留学。異国の地で触れた近代的な水族館に感銘を受け、帰国後、日本での水族館建設に携わるようになる。
飯島が設計を手がけた和楽園水族館(兵庫・神戸市)は、日本で初めてろ過循環設備を備えた本格的な水族館で、それまで単に水槽に魚を入れ、鑑賞するだけだった水族館の在り方をかえ、その後建設されていく水族館の礎となった。

