地球★アステク

4月7日(木)スタート 毎週木曜 夜10時

次回の放送

伊藤洋一

「地球★アステク」は、生活に根差した科学情報や明日の知識、ビジネスヒントになるような先端テクノロジーに注目する番組です。全編取材VTRで、テクノロジーの現場から生きた情報をお届けします。

大学の研究室にとどまらず、企業の研究所や工場など、幅広く取材先をセレクト。番組の顔・伊藤洋一は、各回のテーマとなるテクノロジーが明日の経済へ与えるインパクトや課題を、アナリスト視点で鋭く解説。また美人双子姉妹の蒼あんな・れいなは、とかく難しくなりがちな科学技術を、視聴者目線で分かりやすく、時には身体を張って、お伝えします。

また番組コーナーも充実。素朴な疑問をテーマにした「あんな・れいなの教えてセンセイ!」。今日の先端テクノロジーの礎を築いた先人に迫る「アステク ザ★グレート」。番組の締めに、テクノロジーを経済効果の観点から分析する「伊藤洋一のアステク★コンパス」と、盛りだくさん。

次回の放送

#70 「快適な入浴を徹底追及! 浴室の先端テクノロジー」
/TOTOバスクリエイト (12/08/02)

地球★アステク

 今回は「快適な入浴」に徹底的にこだわって作った浴室を取り上げる。訪れたのは、千葉県佐倉市のTOTOバスクリエイト社の工場の一角にある企画と開発を行なっている現場だ。
 三人がまず目にしたのは、美しい曲線で構成された新しいデザインの浴槽。その名は「クレイドル(ゆりかご)浴槽」。しかし、それは美しいだけではなく、曲線の一つ一つに重要な意味があった。例えば浴槽を横から見ると、左右が高く、中央が低い曲線となっている。これは浴槽に入る時にまたぎやすいようにし、湯につかった時に首を浴槽の縁に預けやすいようにするため、左右を高くしているのだ。もちろん、首が当たる部分も緩やかな曲線となっている。上から見ても、背中が当たる部分もカーブを描き、フィットするようになっている。
 これらを、モーションキャプチャーや、圧力分布を計測できる装置を使い、感覚としての“快適さ”を客観的な数値に置きかえて、人間工学の観点から実証される快適な浴槽を開発していたのだ。
 また床にもハイテクが詰まっていた。冬場に浴室に入った時にヒヤっと感じることがないように、床下を多重構造にして断熱材を入れていたのだ。これは、寒さの予防だけではなく床面の防音にもなるというのだ。更に、床面の形状だけで、水はけを良くし、翌日にはカラッと乾く仕組みもご紹介。
 最後はたっぷりとお湯を浴びているにも関わらず、節水にもなるという流体力学を巧みに使ったシャワーの謎にも迫る。
 これら快適な入浴をひたむきに追い求め、テクノロジー満載の浴室を実際に体感した伊藤氏の評価はいかに?


地球★アステク

 

【アステク ザ★グレート】ダニエル・ベルヌーイ(1700−1782)

地球★アステク

父と伯父に数学教授を持つ天才家系に生まれたダニエル・ベルヌーイ。1700年、オランダに生まれたベルヌーイは16歳で論理学と哲学の修士号を持ち、その後医学を学び始め、21歳でスイスのバーゼル大学を卒業。臨床医を続けながら、1724年ベネチアで「数学演習」という確率論と流体力学の本を出版し、評判となった。その後ロシアで数学や物理学を研究し、パリに移り住んだ1738年「流体力学、または流体の力と運動に関する論評」という書籍を発表。これが後の流体力学の基礎となったのだ。

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