地球★アステク

4月7日(木)スタート 毎週木曜 夜10時

次回の放送

伊藤洋一

「地球★アステク」は、生活に根差した科学情報や明日の知識、ビジネスヒントになるような先端テクノロジーに注目する番組です。全編取材VTRで、テクノロジーの現場から生きた情報をお届けします。

大学の研究室にとどまらず、企業の研究所や工場など、幅広く取材先をセレクト。番組の顔・伊藤洋一は、各回のテーマとなるテクノロジーが明日の経済へ与えるインパクトや課題を、アナリスト視点で鋭く解説。また美人双子姉妹の蒼あんな・れいなは、とかく難しくなりがちな科学技術を、視聴者目線で分かりやすく、時には身体を張って、お伝えします。

また番組コーナーも充実。素朴な疑問をテーマにした「あんな・れいなの教えてセンセイ!」。今日の先端テクノロジーの礎を築いた先人に迫る「アステク ザ★グレート」。番組の締めに、テクノロジーを経済効果の観点から分析する「伊藤洋一のアステク★コンパス」と、盛りだくさん。

次回の放送

#68 「未来を彩る!次世代太陽電池」
/東京大学先端科学技術研究センター (12/07/19)

地球★アステク

 今回は、次世代太陽電池として注目される色素増感太陽電池の研究・開発現場に潜入!3人が訪れたのは、日本の先端科学研究をリードする東京大学先端科学技術研究センター。迎えてくれたのは色素増感太陽電池研究の第一人者である瀬川浩司さん。
 まず3人が目にしたのは、これまでの太陽電池のイメージを覆し、カラフルでデザイン性が高く、まるでインテリアのような太陽電池。色鮮やか!軽い!自由な形状にできる!これこそが色素増感太陽電池の最大の特徴だと瀬川さんは言う。
 更に瀬川さんの研究室に移ると、ここでは何と色素増感太陽電池を手作りできると言う。半信半疑の3人…、果たして3人がつくる太陽電池はきちんと発電するのか!?
 次世代太陽電池として注目される色素増感太陽電池は、色素と酸化チタン、電解液で作られる太陽電池で、色素が光を吸収し、電子の移動を利用して発電する。その仕組みは植物の光合成に似ている。従来のシリコン系太陽電池に比べ、弱い光でも安定して発電できることが特徴のひとつだ。さらに瀬川さんが世界で初めて開発した新型の色素増感太陽電池は蓄電機能を備え、暗いところでも蓄えた電力を使い発電できるという。日進月歩で進化する色素太陽電池研究の現場を3人が徹底取材して行きます!
 この他、太陽光を追尾し、より多くの光を集め高効率で発電できる装置や色素増感太陽電池を使った未来の発電装置など、私たちの未来を彩る、次世代太陽電池の先端テクノロジーに迫る!

地球★アステク

 

【アステク ザ★グレート】
本多健一(1925−2011)

地球★アステク

色素増感太陽電池の研究の道を切り開いた人物、電気化学者・本多健一。
1967年、東京大学の助教授だった本多は、大学院生の藤嶋昭と共に酸化チタンの電極に光をあて、水が電気分解することを発見。後に「本多・藤嶋効果」と呼ばれるこの発見は、英科学誌「ネイチャー」に掲載され、新しいエネルギーとして世界の注目を集めた。本多の発見は、電気化学反応を使い、光エネルギーを電気にかえる色素増感太陽電池の基礎となった。

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