地球★アステク

4月7日(木)スタート 毎週木曜 夜10時

次回の放送

伊藤洋一

「地球★アステク」は、生活に根差した科学情報や明日の知識、ビジネスヒントになるような先端テクノロジーに注目する番組です。全編取材VTRで、テクノロジーの現場から生きた情報をお届けします。

大学の研究室にとどまらず、企業の研究所や工場など、幅広く取材先をセレクト。番組の顔・伊藤洋一は、各回のテーマとなるテクノロジーが明日の経済へ与えるインパクトや課題を、アナリスト視点で鋭く解説。また美人双子姉妹の蒼あんな・れいなは、とかく難しくなりがちな科学技術を、視聴者目線で分かりやすく、時には身体を張って、お伝えします。

また番組コーナーも充実。素朴な疑問をテーマにした「あんな・れいなの教えてセンセイ!」。今日の先端テクノロジーの礎を築いた先人に迫る「アステク ザ★グレート」。番組の締めに、テクノロジーを経済効果の観点から分析する「伊藤洋一のアステク★コンパス」と、盛りだくさん。

次回の放送

#41 「凄いぞ!日本のコンクリート」
/竹中技術研究所・三井健郎マネージャー&東京大学生産技術研究所・岸利治教授 (12/01/12)

地球★アステク

今回は建築材料技術の中でも、日本が世界を牽引する「コンクリート」を特集。3人が先ず訪れるのは竹中技術研究所。世界最強の呼び声も高いコンクリートの秘密に迫る。1cm立方体で3tの重さに耐えられ、抜群の耐熱性も誇るとされるコンクリート。今後超高層ビル等での使用が期待されている「超高強度コンクリート」の性能を、圧縮強度試験機や加熱炉などを用いて徹底検証。次に向かうのは、東京大学生産技術研究所。ここで研究が進んでいるのは、何と、自己治癒するコンクリートだ。コンクリートが自分でヒビを塞いでしまうと言う。完成すればトンネルや地下建造物などへの使用が期待されている驚愕のテクノロジーとは!? 災害対策としても注目される2つの最新コンクリート技術をレポートする。

地球★アステク

[海外テクノロジー]

地球★アステク

カナダ海軍が開発した「マイクロガス化焼却炉」を紹介。 軍隊はゴミ処理に長年苦労してきた。ゴミを焼却すると、煙で自分の居場所が敵軍に知られてしまうので、安易に燃やすことはできない。 この「マイクロガス化焼却炉」は炉の中を700℃に熱し、ゴミを炭にしてしまおう、というものなのだ。炭にすることで、ゴミが20分の1の大きさになり、処理の過程でメタンガスなどが発生し、エネルギーとして利用することもできる、と言う。 軍隊にとってゴミ処理は生死にかかわることなのだが、これが一般社会に用いられれば優れたゴミ処理機として活躍できるだろう。

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