「地球★アステク」は、生活に根差した科学情報や明日の知識、ビジネスヒントになるような先端テクノロジーに注目する番組です。全編取材VTRで、テクノロジーの現場から生きた情報をお届けします。
大学の研究室にとどまらず、企業の研究所や工場など、幅広く取材先をセレクト。番組の顔・伊藤洋一は、各回のテーマとなるテクノロジーが明日の経済へ与えるインパクトや課題を、アナリスト視点で鋭く解説。また美人双子姉妹の蒼あんな・れいなは、とかく難しくなりがちな科学技術を、視聴者目線で分かりやすく、時には身体を張って、お伝えします。
また番組コーナーも充実。素朴な疑問をテーマにした「あんな・れいなの教えてセンセイ!」。今日の先端テクノロジーの礎を築いた先人に迫る「アステク ザ★グレート」。番組の締めに、テクノロジーを経済効果の観点から分析する「伊藤洋一のアステク★コンパス」と、盛りだくさん。
#32 「科学がわかる世界がかわる」
/日本科学未来館 科学コミュニケーター 寺村たから (11/11/10)
今年開館10周年を迎える東京・日本科学未来館に伊藤洋一と蒼姉妹が満を持して突撃。科学コミュニケーターの案内で日本が誇るサイエンスミュージアムをレポートする。
まず登場するのは、総製作費7億円余りの巨大な地球儀「ジオ・コスモス」。有機ELで覆われた球体には、地球に関する様々な観測データや、気温変化、海洋酸性化などのシミュレーション映像がまばゆいばかりに映し出される。さらに、国内外の科学者や研究機関から集めた地球観測データへ自由にアクセスできるインタラクティブボード「ジオ・スコープ」と、世界の国々や地域に関する様々な情報をもとに一人ひとりがオリジナルの世界地図を描くことができるオンラインサービス「ジオ・パレット」を融合させた「つながり」プロジェクトの世界に迫る。
もちろん、日本科学未来館のイチオシ体験展示にも挑戦。架空の街「いとおか市」の住民となった3人は、2050年の都市へタイムトラベルして、未来の暮らし方を体感。また、空間情報科学の体験型展示「アナグラ」では、3人の動きや生体情報に合わせて生成されるビジュアルサウンドの世界が出現。これまで気に留めなかった生活情報という資源が科学の力で役立てられていく様を目撃する。
果たして、今回科学コミュニケーターが伝えたい日本科学未来館の狙いと驚きの計画とは!?
[海外テクノロジー]
今回紹介するのは新しく開発されたラジオアンテナ。非常に軽量で柔軟な上、湿気に強く防水でタフな素材で作られていて、なんとライフジャケットに縫い込むことが可能。さらに、このラジオアンテナはコスパス・サラサートと呼ばれる世界規模の衛星救急システムとリンクするようにデザインされている。最新のテストではこのアンテナが縫いこまれたライフジャケットを着た海で遭難した人を数分でピンポイントで見つけ出すという実績も残している。このラジオアンテナの登場により、海での遭難事故の救急レスキューのレベルが格段に上がることが期待されている。

