アジアの風

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【第50回】2013年3月16日放送

 白濱一久(しらはまかずひさ)さん
香港飲食コンサルティングFCJC 代表 白濱一久(しらはまかずひさ)さん

福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。
現在、香港在住。日本食店や日本食材の海外進出を支援するコンサルティング会社を経営。「お客様に喜ばれる店作り」をモットーに、中小飲食店や従業員食堂、公営の美術館・博物館の飲食部門などを手掛けている。
現在TREPの香港代理店としても活動中。

先週ご紹介した栃木県の中小企業がアジア進出を目指すために生まれた「TREP(とちぎ 良品 EXPORT PROJECT)」。 このTREPに参加している企業は現在5社。パンの缶詰を作っているパン・アキモト。栃木県の農産物を製造販売している東京フード。昔ながらの酒造りを続ける外池酒造。栃木県の果物などを使ったカクテルを企画した横倉本店。そしてTREPの物流の要でもあるユーユーワールド。この5社が力を合わせて、香港の食品レセプションに参加する姿を追いかけました。

2月21日、いよいよ香港のある日本料理店で栃木県が主催する食品レセプションが始まりました。訪れたのはレストランのオーナーやバイヤーなど総勢160名。来場者の数だけでその注目の高さが伺えます。しかし様々な料理・商品が並ぶ中、なかなかTREPの商品に興味を持ってくれる人が現れません。そこでTREPの香港代理店を任されている白濱一久さんは、お客さんを連れて来ては意見を伺います。そして、ついにTREP商品のひとつ、横倉本店の「宇都宮カクテル」強い興味をもってくれる人が現れました。その方はある日系スーパーのバイヤーをしている女性。見事、味・値段共に良い評価をえることが出来ました。しかし、喜んでばかりもいられません。レセプションはあくまできっかけ、ここから具体的な商談につなげなくてはならないのです。

しかしそんな白濱さんにはある秘策が!それは香港の地元スーパーのフードコートにありました。実は白濱さんは「栃木屋」という栃木ならではのメニューが並ぶお店をフードコートの中にオープンさせていたのです。今後ここで、レセプションに参加した企業の商品を提供し、地元の人たちに根付かせていくと同時に、この場所を商談・ビジネスの拠点にしようというのです。

TREPの挑戦はいま始まったばかり。中小企業が力を合わせて取り組むこのプロジェクトは、今回の食品レセプションを足掛かりに、本格的に香港に展開していきます。これからの活動に、ぜひ注目してください!