アジアの風

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【第49回】2013年3月9日放送

 秋元義彦(あきもとよしひこ)さん
株式会社パン・アキモト 代表取締役 秋元義彦(あきもとよしひこ)さん

法政大学経営学部を卒業後、杉並区のパン屋で2年間修行し、秋元ベーカリに入社。
平成8年に代表取締役に就任し、店名を「パン・アキモト」に変更する。
平成24年12月には創業65周年を迎えた。
世界で初めてパンの缶詰の開発に成功。賞味期限3年で焼き立てのようなフワフワのパンは、備蓄食だけでなくレジャーやおやつとしても多く食べられている。

今回ご紹介したのは、栃木県の那須塩原にあるパン屋。その名もパン・アキモト!
市内に3つの支店を持つ地元でも人気のお店で、町のホテルやレストランにもアキモトのパンが使われています。そんなパン・アキモトの代表商品は、いつでもどこでも焼き立てのような美味しさのパンの缶詰!賞味期限はなんと3年!!その美味しさは備蓄食にするにはもったいないほどで、おやつとして食べる人もいるそうです。

世界初と言われるアキモトのパンの缶詰ですが、完成までには親子二代の熱い思いがありました。誕生のきっかけは1995年の阪神淡路大震災。先代の社長(義彦さんの父・健二さん)と共に被災地へパンを届けに行きました。しかし、日持ちがせず捨てられたパンもあったそうです。
自分たちに出来ることはないのかと考えていた時にヒントをくれたのは、被災者たちの「カンパンのように保存性があって、なおかつ柔らかく美味しいパンを作ってよ!」という一声。そこから秋元さんの挑戦が始まったのです。

試行錯誤の末、やっと開発に成功したパンの缶詰でしたが、売れない日々が続きました。 しかし、2004年の中越地震でメディアに取り上げられたことにより注文が殺到! これをきっかけに備蓄食としてのニーズも高まり、東日本大震災でも活用されました。

そして目指すはアジアへの展開!
一度挫折したことをバネにして新しいプロジェクトを開始!
その新しいプロジェクトとはパン・アキモトを含む栃木県の中小企業が連合体となって取り組む政策、TREP(とちぎ・良品・エキスポート・プロジェクト) 次回は、TREPの活動に密着!果たして香港でのレセプションは成功するのか!?