アジアの風

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【第41回】2013年1月12日放送

鈴木善人(すずきよしひと)さん
株式会社スマートサポート 代表取締役 鈴木善人(すずきよしひと)さん

1967年8月生まれの45歳。北海道札幌市出身。札幌市立藻岩高校を経て、帯広畜産大学畜産学部卒業。大学卒業後、株式会社熊谷組に入社。筑波技術研究所で水質浄化や緑化、環境アセスメントなどの環境関連の研究開発・現場支援業務に従事。1995年退職し、育成事業のマネジメントを学び、現職に至る。

今回ご紹介した中小企業は北海道札幌市にある株式会社スマートサポートです。
スマートサポートは農作業や介護の現場ではうってつけの商品、「スマートスーツ」を北海道大学との共同で開発しました。
これは人の体にかかる負担・疲労を軽減するという機能性を持っているため、長い時間、中腰姿勢で働く仕事や重いものを運ぶ現場ではとても便利なものなのです。実際に今年からスマートスーツを使い始めた農家の方に使い心地を聞くと「4時間、5時間収穫が終わった後の疲労感の部分では違う」と楽になった部分が多いといいます。

一体、スマートスーツはどこに秘密が隠されているのか…それはスーツの背中の部分に内蔵されている「ゴム」にありました。
このゴムは人間の動きを補助するように北海道大学で人間の筋肉の動きとバランスをとれるように設計されているのです。
そのためスマートスーツを使うことにより体への負担が2割程軽減されるといいます。

そんな画期的な商品を株式会社スマートサポートの社長、鈴木善人さんはシンガポールに売り出したいと言います。さらに、後藤さんからは中国で農業用で使用するのがいいのではないかという提案もありました。
中国、現地のコンサルタントからの評価は20点満点中11点。現地生産によって価格を下げることが出来れば、高齢化が進む中国では巨大な市場になるのではないかといいます。
次は富裕層の多いシンガポール。現地のコンサルタントから12点という評価。アプローチの仕方次第で十分に将来性がある、まずは日本の会社でその効果を実証しそれを突破口に、海外での販路を広げるのがいいのではないかといいます。
スマートスーツの新しい挑戦は、これから始まります。

水野 真澄さん 
Mizuno Consultancy Holdings Ltd代表取締役社長 水野 真澄さん 1987年早稲田大学政治経済学部卒業、同年丸紅入社。 財経本部、中国駐在、丸紅出資のコンサルティング会社の代表取締役社長を経て、2008年8月末に丸紅を退職し、現職に至る。 香港、上海、広州、日本に拠点を持ち、中国でビジネスを展開する日本企業に対して経営コンサルティング、ビジネスソリューションを推進する他、TV出演、講演、雑誌・新聞での連載等を行っている。 「中国人のルール(明日香出版)」、「中国外貨管理マニュアルQ&A(エヌ・エヌ・エー)」など著書多数。
内藤航(ないとうわたる)さん 
Hopewill Group シンガポール代表 内藤航(ないとうわたる)さん 国内大手ネットショッピング企業を経て、香港に本社を置く日系商社・Hopewill Groupに入社。
多岐に渡る業務、商品のシンガポールを中心としたアジア諸国への進出をサポートしている。