アジアの風

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【第19回】2012年8月11日放送有限会社一善や

中村健二郎さん
有限会社 一善や 代表取締役 中村健二郎さん 1953年京都生まれ。外資系製薬会社を退社後、1993年京都北白川の地にて開業。95年から店名を「京 洋菓子司 一善や」に改め、今日に至る。
創業以来、京都ならではの『茶の心』を取り入れた洋菓子にこだわり、四季折々の旬の素材を生かした、シンプルなケーキで好評を博している。

アジアの風番組初の特別編。5月の放送でもご紹介した、京都の人気洋菓子店「一善や」の中村社長が、いよいよ台湾出店に向けて最終段階に入りました。

先週の放送で、日本産の生クリームの確保にはなんとか目処がついた中村さん。
次に探し始めたのが、一善やのケーキには欠かすことのできない、旬のフルーツです。

アジアの風市場に行ってみると、南国・台湾らしいバナナやマンゴーなどが並んでいますが、 一善やのケーキに使えるような旬の果物は、それほど見当たりません。 そこで、中村さんが目をつけたのが、輸入物。 アメリカ産のイチゴやチェリー、日本産のリンゴなど、台湾は多くのフルーツを海外から輸入しているのです。 値段は高くつきますが、こだわりの味を台湾で再現するために、輸入物を仕入れることに決めました。

残った課題は、出店先を確保すること。
しかも、1個500円近くもする一善やのケーキが売れる所でないといけません。
そこで、中村さんが選んだのが、高級ショッピングモールの「微風広場」。
グッチやルイ・ヴィトンなど、名だたる一流ブランドが並び、台湾の富裕層が集まる場所です。

アジアの風この「微風広場」へ、直接売り込みをかけた中村さん。
実際に一善やのケーキを食べてもらい、価格についても交渉した結果、
食品売り場のマネージャーから、「最優先で検討したい」という言葉をもらったのです。

京都の街の小さなケーキ屋が、大きな夢を叶えようとしています。