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高橋由一 「江ノ島図」

screenshot 近代日本最初の洋画家である高橋由一の描いた「江ノ島図」を取り上げ、その絵が描かれた背景や、高橋由一の人物像を、神奈川県・江ノ島に探る。



screenshot 高橋由一は1828年、武士の家に生まれ、独学で山水画を描いていたが、やがて西洋画を志し、油絵の技法を学んでいく。「鮭」の作者として知られているが、数々の風景画も残している。そのうちのひとつ、神奈川県の江ノ島を描いた「江ノ島図」は、現在、江ノ島に程近い鎌倉市にある神奈川県立近代美術館に所蔵されている。

screenshot 現在でも観光地として知られる江ノ島だが、高橋由一の作品「江ノ島図」の中でも、明治初期の庶民が江ノ島に渡る様子が生き生きと描かれている。実は、同じ時期に高橋由一は3枚の江ノ島の図を描いているが、これを比較すると、近代日本の油絵の発展過程を見て取ることができる。

screenshot 満足に画材も揃わなかった幕末から明治にかけて、西洋画の技法習得に情熱を燃やした高橋由一の人物像に迫る。また、江ノ島・鎌倉付近の美しい風景も紹介する。