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出光佐三(出光興産創業者)

出光佐三(出光興産創業者)
2013年の本屋大賞にも選ばれ、今年12月に映画公開を控える百田尚樹原作「海賊とよばれた男」。このモデルとなった出光佐三は、石油業界大手・出光興産の創業者。25歳で出光興産の前身の出光商会を設立し、日本石油の特約店に過ぎなかった会社を一代で石油元売り業界2位となる礎を作る。出光興産が所蔵する数々の秘蔵映像、そして出光現社長の月岡隆を始め、出光佐三に深い思いを抱く人物のインタビューを織り交ぜながら、“人間尊重”の経営をモットーに、社員・消費者を大切にした出光の経営理念に迫る。
  • 前編(3月20日放送)
    「日本に“勇気”を与えた名経営者」

    日本の石油業界に革命を起こしてきた出光は、中東屈指の親日国・イランと友好な関係となるきっかけを作ったと言われている。元々油田のない日本はメジャーな海外の企業と不平等な条件で提携し石油を輸入していたが、独自路線の出光は、巨大タンカー・日章丸を製造し、独立系の石油会社から直接ガソリンを買い付けていた。そんな中、1951年に石油資源国のイランでクーデターが起き、石油事業が国有化に。しかし利権を握るイギリスのAI社は、他国に流れないようペルシャ湾にイギリス艦隊を派遣し海上を封鎖。一方、イランから破格の条件で石油の購入話を持ち掛けられた出光は、イギリスによる搾取で貧困に喘ぐイラン国民の現状を知り、石油輸入を決断する。1953年、イラン・アバダン港への入港を果たすと、市民から大歓迎を受けると共に出光は世界に驚きを与える。この偉業により、出光のシェアは一気に国内第3位に。 そんな石油業界の異端児・出光は、1885年に福岡県で誕生。学生時代は成績優秀で名門校を卒業後、小さな商店に就職し27歳で出光商会を設立する。自動車の普及に目を付けた出光は、石油を漁船の燃料として売ろうとするが、港には灯油業者の縄張りが。そこで出光は、海の上で軽油を売り始め、成功を収める。

  • 後編(3月27日放送)
    「『海賊』と呼ばれた反骨の経営者」

    1911年、福岡県で出光商会を創業した出光は、漁師への軽油販売を海上で行ったため、同業者から「海賊」と呼ばれるように。その後、海外の大手メーカーが担っていた満州鉄道の車軸用の潤滑油の納入を一手に引き受けることに成功し、販路を朝鮮半島、台湾へと拡大する。1940年、東京に出光興産株式会社を設立。戦後、石油売買を禁止される中、出光は様々な事業に手を広げ、1000人の社員をクビにすることなく給料を払い続ける。ようやく得た海軍保有の石油タンクの底油回収の仕事では、危険な仕事にも関わらず1年以上かけて200人の社員によって2万キロリットルの底油の回収を行う。この努力は様々な人の目に留まり、1949年に石油の元売り再開の許可が下りると、出光も名を連ねることに。その後、国内3位にまでシェアを伸ばすが、石油の原油を製品にするための精製施設のない出光は不安定な立場に変わりない。そこで出光は製油所を作る一大プロジェクトを立ち上げる。国内の銀行に融資を断られる中、アメリカで破格の条件での融資を得て、1957年に徳山製油所を完成させる。これにより、念願だった輸入・精製・販売の一貫した流れができ、消費者に安値で安定的な石油供給ができるようになる。