イントロダクション

連続ドラマJ 三島由紀夫「命売ります」

BSジャパン連続ドラマJ 第2弾
三島由紀夫「命売ります」
中村蒼主演で初の映像化!

2017年10月から、大人が楽しめるエンターテインメントとして毎週土曜夜9時に「連続ドラマJ」という現代ドラマ枠を新設したBSジャパン。第1弾は、浅田次郎「プリズンホテル」を放送。来る1月13日からの第2弾は、中村蒼主演で三島由紀夫原作の「命売ります」の放送が決定しました!

中村蒼演じる主人公の山田羽仁男は、広告代理店に勤め、経歴、収入など何不自由ない生活を送っていた。しかし突然自殺を決行。だが失敗し、「命を売る」ビジネスをスタートさせることに。次々と舞い込んでくる奇々怪々な依頼に応じる中で、「命」と向き合うことに…。

作品紹介

◆文豪・三島由紀夫の怪作が、ドラマとして現代に蘇る!!

近年、太宰治ファンを公言するお笑い芸人・又吉直樹の芥川賞受賞をきっかけに、空前の純文学ブームが起きました。その中で、この三島由紀夫の「命売ります」は他の名作たちとは一線を画す怪作です。三島独特の世界観は有りつつ、他の三島作品とは少々趣を異にする痛快エンターテインメントです。2016年、「隠れた怪作小説発見!」と銘打って重版が進み、30~50代を中心に29万部を超える異例の大ヒットを記録し、ベストセラーとなりました!
自分の人生行く先を悟ってしまった男が始めたのは、“命を売ること”
“命を売る男”と“企みをもつ依頼人たち”との駆け引きは、毎回思わぬ展開へ……!!

「また、今回も死ねなかった・・・・」

つらい事件の多い今を生きる現代の若者へ、三島由紀夫の「生」の精神を伝えたい―。
三島文学の永遠の輝きを、オールジェネレーションに再認識させたい…。

“死にたい”と思っていた男は、死の淵に立たされた瞬間、“生きたい”という人間の持つ本能的欲求に、皮肉にも目覚めていくのです。
「生」への執着心、渇望、「生きる」ということ―。

命を軽んじていた男が、命の重さを突きつけられる、山あり谷ありジェットコースター展開!先の読めない究極の人間ドラマ!
三島由紀夫の怪作「命売ります」が、現代日本に「生きるとは」を問いかけるドラマとして、初の映像化!ご期待ください。

◆原作者・三島由紀夫とは

1925~1970年。「潮騒」「金閣寺」「春の雪」などの代表作を世に送り出し、卓越した表現力と文章の美しさで、戦後の日本文学界を代表する作家のひとりである。
晩年は、ナショナリズムに傾倒し、1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地でクーデターを起こす。その最中、割腹自殺を遂げた。
日本の文学界、政治界において、大きな影響を及ぼした偉大なる作家である。

ちくま文庫「命」売ります

◆森田昇プロデューサーコメント

強力な原作を極上のエンターテイメントのドラマにする連続ドラマJ。
三島由紀夫作品ということで文芸作品のようなイメージを持たれる方もいると思いますが、非常に観念的でありまた難しいテーマを扱いつつも、極上のエンターテイメント作品であります。
昨今のテレビドラマが手を出しにくい内容をストーリーとして面白く見せることは、この連続ドラマJ枠の特徴であると思います。
そこで今回「命を売り買いする」というショッキングな内容ですが、生と死について臆せず向き合い考えながらストーリーを楽しんでいただければと考えています。
また主人公・中村蒼さんのセクシーな魅力とともに毎回登場する強力なゲストにも注目ください。

主題歌は「人間椅子」の書き下ろし『命売ります』

©徳間ジャパンコミュニケーションズ

プロフィール

青森県で高校の同級生だった和嶋慎治(g,vo)と鈴木研一(b,vo)によって1987年に結成。
89年にオーディション番組『平成名物TVイカすバンド天国』に出演。
その後、インディとメジャーを行き来しながら、ヘヴィロックと文学、そして青森という出自を融合させた独特の世界観を提示。メンバー交代を繰り返し、2004年よりナカジマノブ(ds,vo)が加入。2013、2015年と「OZZFEST JAPAN」に出演。2017年10月には、20枚目のオリジナルアルバム「異次元からの咆哮」を発売。

人間椅子(和嶋慎治さん)からのコメント

人間椅子には、文芸作品に着想を得た楽曲が数多くあります。三島由紀夫以前と以後では文学の質が変わった、とはよく言われる例えですが、なるほど好みとはいえ僕らの採り上げる小説群も、ほぼ三島以前のものに限られていたりします。そんな僕らが、三島由紀夫原作のドラマに主題歌をつける──この上もない光栄な話だと思いました。
気をつけたのは、読書感想文のようにならないようにすること。原作の持つ厭世観、一度は捨てたはずの命が惜しくなるところ、あるいは本当には生きていないかもしれない主人公の前半生…それらをどうエッセンスとして表すか。結果的に、不協和音とアップテンポで焦燥感を、リズムチェンジで捨て鉢感を、歌詞の面では命の大切さを問う形でまとめてみました。羽仁男のある種リアリティのない生活は、21世紀の今こそ共感を呼ぶものかもしれません。放映が今から楽しみです。

©「命売ります」製作委員会

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